完全無欠コーヒー(バターコーヒー)について
最近自宅のコーヒーに飽きてきて、何かおいしいコーヒーが無いかなと調べていたら完全無欠コーヒーというものを見つけました。バターとオイルを加えた飲物らしいのですが、それっておいしいの?と疑問を持ち調べてみると、どうやら味目的だけではなくその他の効果も期待できる飲み物らしいとの事でした。一般的なコーヒーとは異なるこの飲物に対していったいどんな効果が有るのか?効果を享受するほどの味なのか?実際に作ってのんでみました。
目次
- 完全無欠コーヒー(バターコーヒー)について
- 完全無欠コーヒー(バターコーヒー)の歴史
- 期待できる効果 整腸作用と認知症とダイエット
- 飲むタイミング
- 作り方(乳化させる)
- 味や風味
- 感想、飲む価値は在るのか?
- 購入と価格
完全無欠コーヒー(バターコーヒー)の歴史について
バターコーヒーは、コーヒーにバターとオイルを加えた飲み物ですが、その起源はチベットのバター茶にあると言われています 。チベットでは高地での寒さや低酸素状態に耐えるために、茶葉と塩と牛乳から作ったバターを混ぜた飲み物が伝統的に飲まれてきました。このバター茶はアメリカ人のデイヴ・アスプリー氏がチベットを訪れた際に飲んだことがきっかけで、彼はその効果を認識し、コーヒーに応用したレシピを開発しました。2011年頃から「Bulletproof Coffee」という名前でインターネット上でレシピが広められ、日本では「完全無欠コーヒー」とも呼ばれるようになりました。
しかし、コーヒー自体も古くから人間の健康や生活に影響を与えてきた歴史があります。コーヒーはエチオピア原産の植物で、9世紀頃からアラビア半島やイスラム世界で栽培されるようになりました。当初は宗教的な目的や眠気覚ましとして飲まれていましたが、やがて商業的な価値も高まり、16世紀頃からヨーロッパへも伝わりました。ヨーロッパでは社交場所としてのカフェ文化が発展し、啓蒙思想家や芸術家たちの創造性や知性を刺激しました。
また、日本でも明治時代以降にコーヒーが普及し始めましたが、その中でも特筆すべきは1872年に東京麻布で試験的に製造されたバターです。これは日本初のバター製造事例とされており、当時は牛乳や乳製品自体も珍しかったことから考えると画期的な出来事だったと言えます。このように見ると、バターコーヒーは異文化間の交流や歴史的背景を反映した飲み物だと言えるかもしれません。
AIで調べたら以上のような事柄を教えてくれました。
期待出来る効果 【整腸作用と認知症とダイエット】
見つけたきっかけは40代50代が飲むべきものとして紹介されていたYouTubeでした。
整腸作用・認知症予防・ダイエット効果があるそうです。
早くから飲み始めればその分効果が期待できるはず、具体的にその効果について見てみましょう。
ちなみにただのオイルとバターではなく
MCTオイルとグラスフェッドバター(牧草だけで育った乳牛のミルクだけで作られたバター)が必要です。
整腸作用
MCTオイルには抗菌作用効果があり、腸内のカンジダ菌に効くそうで、便秘や下痢などの腸のトラブルを改善する効果があります。
C6・C8・C10・C12と種類がある様ですが、どのオイルにもバランスよく入るようなので
気にする必要は無さそうでした。
腸に効くとの事で、急に多くとりすぎるとお腹に来るので注意が必要ですが、便秘にも効果あり。
カンジダ菌は糖分の取りすぎで蓄積していくので、早めの対処が効果的の様です。
また、グラスフェッドバターに含まれる不飽和脂肪酸は腸内細菌のバランスを整える働きがあります。
認知症
認知症に対して効果が高いのはコーヒーのカフェインです。
アミロイドβなる物質が脳に蓄積してアルツハイマーを発症するらしいのですが、カフェインにより
アミロイドβが増えにくくなるとの事で、この話は結構有名みたいですね。
なんと、20年も前からアミロイドβが溜まっていくとの事で、コーヒーは習慣的に飲んでいくのが効果的。
もちろん原因として、高齢での飲酒・糖分の取り過ぎ・サラダ油など
食生活の乱れや睡眠不足も大きな要因との事。
コーヒー自体、記憶力や集中力を高める効果が有るのは有名な話です。
ちなみに最初に挙げたMCTオイルも認知症予防に一役買っていて
消化吸収される過程でケトン体という物質を作り、こちらが脳のエネルギー源として
活躍することで認知予防に繋がるそうです。
ダイエット
MCTオイルは脂肪酸β酸化促進作用や血中中性脂肪低下作用などで体脂肪率を減らす効果があります 。
また、カフェインは基礎代謝を上げてエネルギー消費量を増やす効果もあります 。
そしてエネルギー源となってくれるのがバターです。
え?バターがダイエット?何事も適量です、そしてバターが無いと完成しないのです。
その理由は腹持ちです。
総合的な話になるのですが、MCTオイルとバターはどちらも脂質で出来ています。
通常は炭水化物=糖質がエネルギー源として消費されやすく、過剰摂取した分は脂質に代わり体内に蓄積され、後から消費されるエネルギー源となります。
しかし、MCTオイルの場合は、すぐにエネルギーに代わることから、糖質の代わりに消費されるとの事。
そして、時間差でバターの脂質が消費されることが腹持ちが良いとされる要因になります。
ちなみに発生するエネルギーが、1gあたり糖質4キロカロリーに対し脂質9キロカロリーと倍のエネルギー量に変わる様で、腹持ちが良い事は間違い無いようです。
さらに、糖質が含まれない事で、血糖値の乱高下を防ぐことに繋がり、集中力が持続しやすくなります。
いろいろな人の体験談の中で、朝に完全無欠コーヒーを取ることで、昼迄お腹が空かず午前中の集中力も高まり、そしてダイエットにも直結するようです。
飲むタイミング
カフェインは飲むタイミングも重要です、午前8時~9時の時間帯と午後時17~18時の時間帯は摂取しない方が良いそうです。
その理由は、覚醒を促すためのホルモン物質【コルチゾール】が多く分泌されている時間帯に摂取すると、カフェインが効かなくなるだけでは無く、カフェインの過剰摂取につながる恐れがあるとの事です。
ベストのタイミングは
午前9時半~11時もしくは午後13時から17時の間
この時間はコルチゾールの血中濃度が減少している時間との事で、覚醒効果を持続させるのに効果的となります。
作り方(乳化させる)
作り方は
コーヒー一杯分 150ml(大さじ一杯)
無塩バター 15mg(大さじ一杯)
MCTオイル 15mg(大さじ一杯)
こちらを淹れたてのコーヒーに混ぜ、ミキサーなどでしっかり攪拌してください。
スプーンなどではなく、機械を使ってしっかり混ぜるのがポイントです
良く攪拌することで水と油が混ざり合う乳化という現象を起こし、ここで初めて腸に吸収しやすくなるわけです。
ただ、初めての方はお腹に来るのでバター、MCTオイルの量は半分から始めた方がよさそうです。
味や風味
初めての一口は匂いなどで「これおいしいのかな?」と思うかもしれません。
ただ、飲んでみると
ものすごく飲みやすい事に気が付きます。
二口飲むと
これ好きかも
三口めで
定番に決定!
となります。
まとめると
味は薄めのコーヒー
風味はリッチなコーヒー
まあコーヒーの域からでないリッチな感じになります。
表現に賛否両論ありそうですが💦💦💦
感想 飲む価値はあるか
感じたことは
ブラックで飲むくらいコーヒー好きな人
牛乳入れないと飲めない人
甘くしないと飲めない人
誰もがリッチな気分で飲める、健康に良い飲み物です。
習慣的に飲み続けられる味なので是非おためしください。
購入と価格
スーパーなどにはあまり売って無いようです、自分はなくなったら、ネットで再購入をしています。
価格は300gで2200円位と割高な感じですが、MCTオイルとグラスフェットバターは価値が高めな物のようです。
調べると、簡単な粉のタイプなども在りますが、そちらはまだ試したことがありません、機会が有れば試したいですね。